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野球選手が体を大きくするための食事法!【栄養バランスやオススメ食材も紹介】

野球で活躍するために体を大きくしたい!体作りにはトレーニングだけじゃなくて食事が大事って見たけど、具体的にどんな食事をすればいいかな?

このようなお悩みを解決します。

野球で速い球を投げたり、遠くに飛ばすには技術とパワー、つまり大きい体格が重要です。

最近のプロ野球を見ていると、1軍で活躍している選手は全員体が大きいです。

メジャーで活躍する「大谷翔平選手」や「ダルビッシュ有選手」も体作りを徹底していますよね。

そのことから現代野球で活躍するには、体作りがかなり重要ということが言えます。

ですが、具体的にどのような食事を取れば、効率よく体を大きくできるのか分からないですよね。

そこで本記事では、栄養学の観点をもとに確実に体を大きくするための食事法を詳しく紹介します。

本文で紹介する内容を実践すれば誰でも体を大きくしてパフォーマンスを上げることができます。

もっと活躍したい方や上のレベルで野球がやりたいという方は参考にしてみてください。

この記事を書いた人

野球歴は小4~大学4年の13年。現役時代は知識がなくガリガリでしたが、現在は正しい栄養学を身に着けたことにより、当時から+12kgに成功

見た目も筋肉質になれました。この経験から、体作りに関する正しい情報を伝えます。

内容が濃く多少難しい話もありますが、分かりやすいようにかみ砕いて説明しています。正しい食事の知識は、一生使える大事な資産になりますので、ぜひ最後までみてくださいね!

てことで、本文にいきましょう!

野球選手が体を大きくするために重要な栄養素とは?

体を大きくしたい野球選手にとって、以下の2つはめちゃくちゃ重要です。

  • 摂取カロリー
  • 栄養バランス

それぞれの重要性を詳しく紹介していきます。

体作りは「食事:筋トレ=8:2」で重要と言われています。正しい食事の知識が付けば誰でも体を大きくすることができるので、しっかりチェックしてくださいね!

体を大きくするための摂取カロリーとは

結論、摂取カロリー>消費カロリーなら体重が増えて体は大きくなります。

つまり、自分が1日に消費しているカロリーよりも食事から取るカロリーを多くすればいいだけです。

たぶん、ここまでは「知っているよ」や「当たり前じゃない」と思う方が多いでしょう。

ですが、問題なのは、あなたは自分の1日の消費カロリーと摂取カロリーを知っていますか?ということ。

たぶん、9割以上の方が「知らない」と答えるでしょう。

もし、今体が大きくならない、体重がなかなか増えないと悩んでいるなら、カロリーを把握していないのが原因です。

僕も学生時代、たくさん食べているはずなのに何で体重が増えないんだろうと思っていましたが、単純に摂取カロリーよりも消費カロリーが多かったからだと今になって分かります。

消費カロリーや摂取カロリーは無料のサイト、もしくはアプリで簡単に出すことができます。

自分の消費カロリー摂取カロリーを計算してみてください。体重が増えない人は、消費カロリーの方が多く出るので。

消費カロリーを計算してくれるサイト:
摂取カロリーを計算できるサイト:

体を大きくするための栄養バランスとは

次に栄養バランスについてです。

バランスの良い食事とは、炭水化物、タンパク質、脂質の三大栄養素を適切に摂取すること。

これらの栄養素はそれぞれ役割が異なるため、必要な量を適切に摂取することが重要です。

炭水化物

炭水化物はエネルギー源となる栄養素。

野球には、瞬発力や持久力が求められるため、十分なエネルギーを補充することが必要です。

トレーニング前に十分な炭水化物を摂取することで、十分なエネルギーを補充することができます。

また、トレーニング後には、炭水化物を摂取することで筋肉の回復を促進することができる。

タンパク質

タンパク質は筋肉を構成するための栄養素。

筋肉量を増やすためには、十分なタンパク質を摂取することが重要です。

脂質

脂質は体内でエネルギー源として利用される栄養素。

また、筋肉を成長させるホルモンを作る材料なので、不足しないようにするのが大事です。

ただし、脂質は過量摂取すると、過剰なエネルギー摂取につながるので適量の摂取が必要である。

これらの三大栄養素の適切なバランスを保つためには、PFCバランスが重要です。

PFCバランスとは?

炭水化物(Carbohydrate)、タンパク質(Protein)、脂質(Fat)の三大栄養素の摂取バランスのこと。

そして、体を大きくするために理想的なPFCバランスは以下のとおり。

  • 炭水化物50-60%
  • タンパク質20-30%
  • 脂質20%

上記のバランスが大きく崩れると、パフォーマンスの低下や過剰摂取による健康リスクを引き起こします。

筋肉作るにはタンパク質が必要だからと、摂取カロリーの半分以上をタンパク質にするといった過剰摂取はやめましょう。

野球選手が体を大きくするための食事のタイミングと量とは?

野球選手が体を大きくするための意識したいのが、

  • 練習・トレーニング前後の食事
  • 食事の間隔
  • 1回の食事の量

上記になります。

練習・トレーニングの前

練習・トレーニング前の食事は、大事な活動エネルギーになります。

もし、エネルギーがない状態でトレーニングをすると、筋肉を分解して活動エネルギーを作り出します。

せっかく筋肉をつけるために練習やトレーニングをしているのに、分解してしまっている状態は非常に勿体ないです。

練習・トレーニング前は簡単に摂取できるものでもいいので、何かしら摂取することを意識しましょう。

できれば、トレーニング開始の2時間前くらいに食事を済ませるのがいいですよ。直前に食事を取ると、消化されておらずエネルギー源にならないからです。

練習・トレーニングの後

練習・トレーニング後は一番栄養を必要としているときです。

この時の栄養の吸収率は非常に高いので、しっかり食事をとりましょう。

また、トレーニング後はエネルギーを使い切っている状態です。そのまま何も食べないでいると、活動するためのエネルギーを筋肉を分解することで補おうとしてしまいます。

せっかく、頑張ったトレーニングを無駄にしないためにも、必ず食事を取るようにしましょう。

トレーニング後1~2時間以内には食事を取るようにしましょう。

食事の間隔

食事を取ってから次の食事を取るまでの間隔は3~4時間が理想的です。

それ以上になると空腹になり、足りないエネルギーを筋肉を分解することで補います。

体を大きくするうえで一番の大敵は、空腹の時間。

そのためには、朝昼晩の3食に加えて、間食を取ることが必要です。

なので、必然的に1日の食事回数は増えます。具体的には1日4~5食は取りたいところ。

ちなみに大谷翔平選手は1日7回食事を取るようです。また、ボディビルダーも1日5回以上が当たり前なことからも、こまめに食事を取ることの重要性が分かります。
間食は、プロテインとおにぎりのように簡単に済ませられるものでも大丈夫ですよ!

1回の食事の量

1回1回の食事量はなるべく均等に取るといいでしょう。

量で言うと腹7~8分目がいいです。

例えば、1日にお米1kg食べるとするなら、200gずつを5回に分けるのがオススメ。

1回の量を多くし過ぎると、次の食事まで消化がしきっていない状態で食事を取ることになります。

胃腸が疲弊し、栄養の吸収率も悪くなるので、1回のドカ食いは避けましょう。

体を大きくしたい野球選手におすすめのプロテイン

体を大きくするうえで役立つのが、プロテインなどのサプリメント。

うまく活用することで、足りない栄養やエネルギーを補うことができます。

てことで、まずはプロテインの効果から紹介していきます。

プロテイン・サプリメントの効果

筋肉をつけて体を大きくするためには、タンパク質の摂取が欠かせません。

タンパク質は主に、肉や魚、乳製品、卵に含まれています。

が、毎食これらの食材を食べるのって大変ですし、食費もかかりますよね。

体重60kgの選手が筋肉をつけるために必要なタンパク質量は120g以上。これ、卵から取ろうと思うと15個、肉なら700~800g食べないといけないんですよね。

これを毎日って大変です。

そこで利用したいのがプロテイン。プロテインなら1杯で手軽に20g以上のタンパク質が摂取できます。

しかも、水に溶かして飲むだけなので短い休み時間でも補給できます。

本気で筋肉をつけて体を大きくするのであれば必ず活用したいのがプロテインですね。

>>【厳選】野球におすすめなプロテイン3選【効果や選び方も紹介】

まとめ

体を大きくしたい野球選手が意識すべきポイントは以下の2つ。

  • 摂取カロリー
  • PFCバランス

上記の2つを意識し、食事を取ることで必ず体は変わります。

また、1回の食事の量や、1日の食事回数を増やすことも重要です。

できることから1つずつ取り組んでみましょう。

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