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プロ野球の試合数はなぜ143試合になったの?その変遷を詳しく紹介!

プロ野球選手の試合数って以前は144試合だったのに、なぜ143試合になったの?ついでに昔からの試合数推移も知りたいな。

このようなお悩みを解決します。

現在のプロ野球の年間試合数は143試合。

中途半端な数字なので、以前の144試合との違いが気になりますよね。

そこで本記事では、プロ野球の試合数がなぜ143試合なのかについて紹介します。

また、2リーグ制になって以降の試合数の変遷もあわせて紹介しています。

プロ野球の試合数の歴史と現在の143試合という数字にについて気になる方は参考にしてみてください。

本記事の内容

  • プロ野球の試合数の変遷
  • なぜプロ野球の試合数は143試合なのか?



プロ野球の試合数の変遷

まずはプロ野球の試合数の変遷から紹介します。

※2リーグ制後のプロ野球の試合数を紹介。

2リーグ制後のプロ野球の試合数変遷

2リーグ制導入以降のプロ野球の試合数変遷から紹介します。

ここをタップすると1950年~2020年の試合数の変遷を見れます。
※興味がない方はそのまま読み進めてください
年度セ・リーグパ・リーグ
1950140120
1951120120
1952120108
1953130120
1954130140
1955130140
1956130154
1957130132
1958130130
1959130130
1960130130
1961130140
1962130130
1963140150
1964140150
1965140140
1966130130
1967130130
1968130130
1969130130
1970130130
1971130130
1972130130
1973130130※
1974130130※
1975130130※
1976130130※
1977130130※
1978130130※
1979130130※
1980130130※
1981130130※
1982130130※
1983130130
1984130130
1985130130
1986130130
1987130130
1988130130
1989130130
1990130130
1991130130
1992130130
1993130130
1994130130
1995130130
1996130130
1997135135
1998135135
1999135135
2000135135
2001140140
2002140140
2003140140
2004140135
2005146146
2006146146
2007144144
2008144144
2009144144
2010144144
2011144144
2012144144
2013144144
2014144144
2015143143
2016143143
2017143143
2018143143
2019143143
2020143143

※1973年~1982年のパ・リーグは前期/後期制で各65試合でした。なので、合計130試合をとして計算しています。

2リーグ制となった1949年~1965年までは試合数が大きく変動しています。

ただ、それ以降の1970年代~1996年まではセ・パ両リーグともに130試合で安定しています。

その後少しずつ試合数が増えて、交流戦の試合数見直しに伴いながら、2015年から2023年現在と同じ143試合となっています。

プロ野球の最多試合数と最少試合数

最多試合数は1956年パ・リーグの154試合。

最少試合数は1972年パ・リーグの108試合。

108試合は今の143試合と比べるとかなり少なく感じますね。

ちなみに、1952年のパ・リーグは予選リーグ(108試合)+決勝リーグ(12試合)の合計120試合で順位を決定しています。

決勝リーグは上位4チーム(7チーム中)が争って最終的に優勝を決めるというものでした。

なので、決勝リーグは今で言うクライマックスシリーズ(CS)に近いイメージですね。

50年以上前に現在のクライマックスシリーズのような形があったのは驚きですね。




プロ野球の試合数はなぜ143試合?

2015年から現在の143試合制になっていますが、以前の144試合との違いが気になりますよね。

結論、交流戦が18試合の試合数の変化によって試合数は変わりました。

・現在の試合数(143試合)
交流戦18試合(6チーム×3連戦)、同一リーグのチームとの対戦125試合(25試合×5)
→合計143試合

・以前の試合数(144試合)

交流戦が24試合(6チーム×ホームビジター2戦づつ)、同一リーグの試合が120試合(24試合×5)
→合計144試合

現在の143試合制の内訳は上記のとおり。

選手の怪我のリスクが考慮された絶妙な試合数となっています。

プロ野球の試合数変遷と143試合の理由まとめ

プロ野球の試合数は1970年代~1996年まではセ・パ両リーグともに130試合でした。

その後しばらく144試合が続き、2015年から2023年現在と同じ143試合となっています。

また、なぜ144試合から143試合に変わったのかについては、交流戦の試合数の変化が理由でした。

現在の143試合制は過密な移動スケジュールを減らし、選手の怪我のリスクが考えられている形ということですね。

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