・自分に合ったグローブを選んで、試合で活躍したい!
このようなお悩みを解決します。
本記事では、「初心者のための基本的なグローブの選び方」から「試合で活躍するためのプレースタイルに合ったグローブの提案」まで解説していきます。
また、大人向けの提案だけでなく、小学生以下のお子さんにピッタリなグローブの選び方まで紹介していきます。
この記事を読むと、あなたに合うグローブの選び方が分かるので、参考にしてみてください。
本記事の内容
- 【基本編】グローブの正しい選び方
- 【発展編】自分のプレースタイルに合うグローブ型を選ぶ方法
- 少年野球用(小学生)のグローブの選び方
この記事を書いた人
小学4年~大学4年までの13年間、本気で野球に打ち込んできた元野球少年。これから野球を始める方が、「最高のグローブ」を見つけられるように、失敗しないグローブの選び方を詳しく紹介していきます。
【初心者向け】グローブの正しい選び方
失敗しないグローブの選び方は以下のとおり。
- グローブの左右を確認する
- サイズが合うものを選ぶ
- ポジションに合わせて選ぶ
- 憧れのプロ野球選手モデルのグローブを購入する
それぞれ簡単に紹介していきます。
グローブの左右を確認する
グローブには、「右投げ用」と「左投げ用」の2種類があります。
右投げ用のグローブは以下のように左手に合った形のものとなっています。
というのも、右手でボールを投げる人は、左手でボールをキャッチするからです。
↓左投げ用のグローブは逆で、以下のように右手にはめる形のものです。
サイズが合うものを選ぶ
グローブを選ぶ際に気を付けたいのがサイズです。
特に小学生以下のお子さんは、手の大きさが成長スピードによって変わるので気を付けておきたいところ。
サイズが合っていないグローブは扱いにくいので、ミスを起こす原因となってしまいます。
なので、必ず自分の手にピッタリなグローブを選ぶようにしましょう。
ピッタリかどうかの判断基準は、
- 手を入れた時にきつくない
- 手を入れた時にぶかぶかしない
- グローブを開閉のスムーズにできる(上手く力が伝わる)※
※新品のグローブは革が固いので、開閉がしにくいです。重要なのはちゃんと力が伝わってグローブの指先が動いているか。
注意
ポジションに合わせて選ぶ
グローブ選びで重要なのは、自分が守るポジションに応じたものを購入するということ。
野球グローブには、ポジション別に以下の6種類のグローブがあります。
- 投手用(少し大きめ。打者からボールの握りが見えないようになっている。)
- 内野手用(小さめ。細かいプレーや素早い動きに対応している。)
- 外野手用(1番大きい。フライボールが取りやすい。)
- キャッチャー用(丸い形。投手の投げた球を捕球しやすいよう革が厚くなっている。)
- ファースト用(外野用の次に大きい。内野手からの送球を捕球しやすくなっている。)
- オールラウンド(大きさは内野と外野の中間くらい。キャッチャー以外のポジションに対応している。)
上記のようにポジションによって、求められるグローブの機能が変わってきます。
自分が守るポジション用のグローブを購入しましょう。
メモ
大人や子どもに関わらず初心者の方は、オールラウンドグローブがおすすめです。
どのポジションにも対応しているのと扱いやすいというメリットがあります。
試合でもっと活躍したい方は、参考にしてみてください。
憧れのプロ野球選手モデルのグローブを購入する
グローブの選び方の1つとして、好きなプロ野球選手が使用しているグローブをモデルとしたものを購入するのもいいでしょう。
このことの最大のメリットは、モチベーションがめちゃくちゃ上がること!
好きな選手と同じ道具を使っているというだけでもテンションが高くなり、練習にも意欲的になれます。
ただし、この選び方には注意点もあります。憧れの選手モデルのグローブが必ずしも自分に合うとは限らないこと。
特に、グローブにこだわりのある中-上級者は、必ず1度手にはめてみてから決めるようにしてください。
【発展編】自分のプレースタイルに合うグローブ型を選ぶ方法
ここまで基本的なグローブの選び方を紹介したので、自分のプレースタイルが確立した「中-上級者向け」の選び方も解説していきます。
グローブには以下のように様々な型があります。
- 縦とじ型
- 横とじ型
- ポケットが浅い型
- ポケットが深い型
これらの型を、自分が守るポジションやプレースタイルに合わせて選ぶことで使いやすさが変わります。
ということで、ポジション別のプレースタイルに合わせて、どんな型のグローブがおすすめなのかを解説していきます。
投手用(ピッチャー用グラブ)の選び方
投手は、ボールを投げる際にグローブを潰す(握る)タイプなのか、グローブ側に力を入れない(握らない)タイプなのかで選ぶべきグローブが変わります。
グローブ側に力を入れないタイプ:縦とじ
上記のようにグローブを選ぶと、しっくりくる可能性が高いですよ。
捕手用(キャッチャーミット)の選び方
キャッチャーミットには、縦型と横型の2種類があります。
縦型は「ボックス型」とも言われる、最近流行りの型です。
特徴はポケットが中心にあることと、捕球時に親指が上を向いていること。
捕手それぞれ
(2021/3/6 札幌ドームオープン戦#清水優心 #石川亮#炭谷銀次郎 #小林誠司 pic.twitter.com/FiHhECRAOM
— フォト(????) (@nakkiphoto) March 10, 2021
その他のキャッチャーは横型でグローブが横を向いています。
横型の特徴は中心よりやや横の位置にポケットがあること。
スタンダードで癖がないのは横型です。迷ったら横型にしておきましょう。
自分の捕球スタイルに合わせて、縦型か横型のグローブを選んでみてください。
内野手用(セカンド、ショート、サード)の選び方
それぞれのポジション別のおすすめなグローブの型は以下のとおりです。
- セカンド:素早い送球が求められるため、グローブは小さめでポケットは浅めが良い。
- サード:強い打球が多いため、グローブはやや大きめでポケットは深めが良い。
- ショート:強い打球が多く素早さも求められるため、グローブの大きさとポケットの深さは中くらい。
上記が推奨される各内野ポジションのグローブの選び方です。
ただし、近年の技術やバット性能の向上に伴い、打球が速くなっています。
なので、セカンドやショート用のグローブでも、深いポケットのものが多くなってきているのです。
必ずしも、上記の選び方が正しいわけではないので、あくまで目安として認識しておきましょう。
外野手用の選び方
外野手用のグローブは、以下のような特徴があります。
- 縦とじ
- 深いポケット
- 大きいサイズ
外野手は、フライやゴロの上下の動きに対応しやすいように、グローブが大きめかつ縦長に作られています。
フライやゴロを確実にキャッチできるように、ポケットが深くなっているのも特徴の1つです。
少年野球用(小学生)のグローブの選び方
最後に小学生以下のお子さん向けに、少年野球用のグローブの選び方を紹介します。
少年野球用のグローブの選び方は以下の3つです。
- これから野球を始める:オールラウンド
- 小学校低学年以下:オールラウンド
- 小学校高学年:各ポジション用グローブ
これから野球を始める場合
学年を問わず、これから野球を始めるお子さんにはオールラウンド用がおすすめです。
というのも、オールラウンド用はどのポジションでも使えるし、扱いやすいからです。
仮に内野手用や外野手用のグローブを選んでしまうと以下のデメリットが生じます。
外野手用:大きく設計されているので、捕球が簡単すぎて向上しない
小学校低学年以下(~4年生)の場合
小学校4年生以下のお子さんは、既に野球を始めているとしてもオールラウンド用が最適です。
理由は、「これから野球を始めるお子さん」で解説したように、オールラウンド用グローブが扱いやすいから。
低学年のうちは、操作しやすいグローブで技術力を向上させましょう。
また、少年野球の場合「4年生以下のチーム」と「それ以上の学年」で分かれることもあります。(人数が多ければ。)
小学校4年生までに守っていたポジションを、高学年チームに行ってからも守るとは限りません。
そういった観点からも、全ポジションに対応できるオールラウンド用グローブを使用しておく方がいいでしょう。
小学校高学年の場合
小学校高学年になると、チーム内でのポジションも固定されてくるので各ポジション用のグローブを検討してもいいでしょう。
このときポイントなのが、中学でも野球を続けるのであれば、一般用グローブを購入するのもありということ。
ただし、成長が早いお子さんに限ります。目安としては、160cm以上あれば、一般用でもいいかなと言う感じです。
お子さんの成長に合わせてピッタリなグローブを選ぶようにしましょう。
まとめ
今回は、基本である「正しいグローブの選び方」から、専門的な「プレースタイルに合ったグローブの選び方」まで紹介しました。
基本のグローブの選び方
- グローブの左右を確認する
- サイズが合うものを選ぶ
- ポジションに合わせて選ぶ
- 憧れのプロ野球選手モデルのグローブを購入する
少年野球用のグローブの選び方
- これから野球を始める:オールラウンド
- 小学校低学年以下:オールラウンド
- 小学校高学年:各ポジション用グローブ
本記事で解説したグローブの選び方を参考にすれば、あなたにピッタリなものを見つけられます。
お気に入りのグローブを選んで、野球を楽しんでください!
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こちらの記事では人気グローブメーカーの特徴を分かりやすく紹介しています。
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野球の初心者の方はもちろん、上級者の方でもまだ使ったことのないメーカーの魅力が発見できますよ!
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